| 教科・単元・活動名 | 主な個別最適な学習と協働的な学習 ☆個別最適な学習 ★協働的な学習 |
成果と課題 ○成果 ●課題 |
実践事例 ※指導案 |
備考 |
|---|---|---|---|---|
| 国語科 れいの書かれ方に気をつけて読み、それをいかして書こう 「すがたをかえる大豆」 |
筆者は、なぜ、このじゅんじょで説明したのか考えよう。 ☆「事例の順序の選択肢」と「読み方」をもとにつくった考えを根拠を明確にして3人組 で伝え合う活動。 ★事例は、「どのような順序になっているのか」と、「この順序のよさ」について考え(読み)を出し合い、比べ合う活動。 |
〇振り返り活動において視点を与えたことにより、学びを深める対話の中心となった内容から書きまとめることができた。また、考えの深まりにつながった読み方(着目した言葉・読む方法)や友達の発言について、多くの子が振り返って表現することができており、自分の学びを実感できていると考える。 ●根拠の文をタブレットで共有しながら発言する手立てについては、考えの可視化や比較がしやすいという点で有効だった。全体での交流において、発言のつながりという点からは、板書で俯瞰させながら捉えることができるようにする方が活性化すると考える。 |
実践事例 | |
| 算数科 「小数」 |
☆液量図に表して問題を作り、その量を小数を使って表す活動。 ★作った問題を出し合って、0.1dLのいくつ分で説明し合う活動。 |
○水筒に入っている水を量る活動を行ったことで、表すことのできなかったあまりの部分の表し方を考えたいという子どもの姿が見られた。 ●本時では、0.1dLのいくつ分を捉えさせる場面であるため、教師も子どもも「0.1dLのいくつ分」という説明の仕方をすることが必要であった。 ●小数の概念形成の部分であったため、一斉に意味を捉える場面が多く、自己選択・自己決定の場にはあまり向いていないように感じた。 |
実践事例 | |
| 道徳科 「いつもぼくだけ」 |
☆小グループで話し合う活動を仕組んだことで、自分がこの場にいたらどうするかについて考えたり、友達と話したことから考えをつくったりすることができるようにした。 ★日頃の自分の言動を振り返らせることで、つい決めつけてしまう自分の弱さに気付いたり、全体で意見を共有したりすることができるようにした。 |
〇「決めつけた見方をしないために必要なこと」を全体で交流した後に、「今日の学習で」を書かせたので、他の友達の考えとつないで今後の自分について書くことができた。 ● グループや集団に対して、「いけない人には注意をする。」という行動を起こそうというところまで深めることができなかった。 |
実践事例 | |
| 図画工作 「にじんで広がるものがたり」 |
☆にじみでできる形や色の組み合わせを考えながら,にじみを作る活動。 ★友達の作品を見て,気付きや作品(作品から連想している物語)の質問や意見を交流する活動。 ★友達が作り出したにじみの技法や色使いの鑑賞を通して,対話しながら作品を作る活動。 |
〇話し合いや友達の作品を鑑賞する時間を設けたことで,作品作りのアイディアが増えた児童が多く見られた。また、自分の作品に直接意見をもらうことで,模倣ではなくオリジナルの作品作りもできた。 ●自己選択する場面において,最初の段階は抽象的なものをとりあえず色付けする活動にしていたので,「なぜそのにじみや色を使ったのか。」という意図を考えさせることができなかった。→意図的に「何を描くか」決めさせた後、にじみを使った方が自己選択・自己決定の理由が明確になる。 ●絵の具を使うとどうしても活動時間が短いので,前時の振り返りをもう少し少なくして,児童同士の対話の時間を作ると,もう少し自己選択・自己決定の時間をとることができたと思った。 |
実践事例 | |
| 算数科 「分数の表し方を調べよう」 |
☆一人一人が問題場面をイメージし、図、数直線、1/〇のいくつ分の中から選択して考える場を設定した。また、他の方法でも同じ結果になるのかを確かめる場も設定した。 ★自力で考えをつくれないとき、友達と話し合ったり、情報端末の共有機能で友達の考えを参考にして課題解決する場面を設定した。 |
○ます図、数直線、1/5のいくつ分の中から選択して考えることで、一人一人が問題解決に意欲的に取り組み、分子を計算することに気付くことができた。 ●ます図において、「合わせる」の表現が数式の置き換えになっている子も見られた。 |
実践事例 | |
| 理科 「電気の通り道」 |
☆電気を通す物と通さない物について予想し、実験をしてどのようなものが電気を通すのかを分類する活動。 ★予想のときにICTを使い、自分の考えと友達の考えを比較する。実験の結果から、電気を通す物の素材について着目し交流する活動。 |
〇物の素材に着目し、電気について興味・関心を高めながら、電気を通す物と通さないものについて、自ら調べてみたいという意欲を持つ子どもの姿が見られた。 ●金属でできている物でも、電気がつくつなぎ方とつかないつなぎ方があり、なぜそうなるのかをより深く触れる必要があった。 |
実践事例 |
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