| 教科・単元・活動名 | 主な個別最適な学習と協働的な学習 ☆個別最適な学習 ★協働的な学習 |
成果と課題 ○成果 ●課題 |
実践事例 ※指導案 |
備考 |
|---|---|---|---|---|
| 理科 「水よう液の性質」 (実践事例1) |
☆実験をする方法や順番、その対象などを班ごとに選ぶことができるように設定した。 ★実験結果を班で一つのカードにまとめ、結果をもとにそれぞれの水溶液についての考察を班ごとに協力して行わせた。 |
○単元終末時に,これからの学習をいかして,再度同じ5つの水溶液を判別することを伝えたことで,見通しをもちながら学ぶ子どもの姿が見られた。 ●実験方法の蒸発を2つに限定したが,考察に時間がかかり,既習学習の想起,問題解決活動,片付けまでの時間が1単位時間を少し超えてしまった。提示する水溶液を減らすことも必要であった。 |
実践事例1 | |
| 理科 「水よう液の性質」 (実践事例2) |
☆炭酸水に何が溶けているのかを、自分が選んだ方法で実験する場面を設定した。 ★実験方法ごとにグループを分け、班で協力しながら実験に取り組む場面を設定し、協力して取り組ませた。 |
〇炭酸水に何が溶けているかを予想し、既習の学習方法を基に自分が考えた方法で実験し、確かめるという自己調整学習を仕組んだことで、主体的に学ぼうとする子どもの姿が見られた。 ● つかむ段階で、炭酸水には何が溶けているのか調べたい、どうしたら調べられるのか?という子どもの目的意識を高めることができなかった。子どもの意識、考えに応じた導入が必要だった。 |
実践事例2 | |
| 体育 「ソフトバレーボール」 |
☆メインゲームを行った後のタスクゲームにおいては、自らの課題に応じて、その内容を選択し取り組むことができるようにした。 ★タブレットを活用してメインゲーム1の動画を見返すことで、チームとしての課題や個人の課題を共に考えることができるようにした。 |
〇動かない対象物から動く対象物へのレベルの変化の練習においては、個人の能力に応じて練習材料を変えることができ、個々の課題に応じて選択する子ども主体での授業で、自己調整学習が有効であると感じた。 ●ドリルゲームとタスクゲームの違いの理解が足りず、選択の際に混合してしまっていたので、それぞれの定義をより明確に分けておさえることが必要だった。 |
実践事例 | |
| 算数 「比例と反比例」 (実践事例1) |
☆数値の処理の仕方の難易度が異なる2つの問題を,自分の本時の学習内容の理解度や計算技能等に応じて,選択調整して解決した。 ★自力で考えをつくれないときに,友達と話し合ったり,タブレットの共有機能を使って友達の考えを参考にしたりして,問題を解決した。 |
○数値の処理の仕方の難易度が異なる問題を2問提示して,選択して問題を解決できるようにしたことは,自分の理解度等に応じて,解く問題を調整して解決をさせるのに有効である。 ●本時のまとめと振り返りの内容が同じようになっている子どもが多かったので,自分の成長や学びの過程を評価できるような振り返りになるよう,視点を再検討し振り返りをさせる必要がある。 |
実践事例1 |
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| 算数 「比例と反比例」 (実践事例2) |
☆展開段階では、枚数と画用紙の何が比例関係にあるのかや、どんな数を扱うかを自分で決める場面を設定し、また、適用問題を難易度別で準備し、自身の理解度に合わせて選べるようにした。 ★タブレットを活用することで、自分と友達の考えを比較したり、友達の考えを参考にしながら自分で考えをつくれるようにした。 |
○交流の際に、「自分はこうしたけど、友達はどうだろう」や「自分とは違う方法で考えた人は、どんなやり方でしたのかな」など、自分と友達の考えをつなげて行う姿が見られた。 ●自己選択場面を連続した2つの場面に設定したことで、根拠をもって自己決定することが困難な児童が多かった。場面を限定することで、児童にとってのハードルを下げる必要があった。 |
実践事例2 |
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